「唯一無二の物づくり」に
設計から納品まで携わる

 私の部署では、主に熱設備装置の設計を行っています。熱設備とは、バーナーやその熱を使用した工業用・産業用の設備のことで、例えば、自動車生産工場でボディパーツの塗装を乾燥させる装置などがあります。
 扱うのは、ほとんどがお客様ごとのオーダーメイド品で、「○○℃の熱を使って、10分間でこれだけの量を乾燥させる装置が欲しい」という要望を受け、設置現場の間取りや構造等の条件に合わせ、どのような部品を使って、どう組み合わせるか、といった設計を図面づくりから行います。

 納品まで数ヵ月~1年程度かかる数億円単位の大規模な装置を扱うことも多く、その際にはメインの設計者を中心に周りがサポートし、時には技術部・製造部とも連携してチーム体制で製品をつくっていきます。
 業務では、設計だけでなく、納入現場の調査や、仕上がった製品の完成度・精度のチェック、設置工事における監督など、オールマイティな役割が求められます。細かく精密な計算をしながら図面を練り上げていく職人的な仕事ですが、周りとのコミュニケーションも大切な要素です。
 自分が一から設計した、他にはない唯一無二の製品が形になって、企業や人の役に立つこと、そして、受注から納品まで一貫して携わり、お客様の反応を直に感じられること。こうした部分に喜びを感じられる方、また、物づくりを通して大きな仕事を成し遂げたい方は、ぜひ桂精機に入社してもらいたいですね。

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