もともと人の役に立つ仕事をしたいという思いがあり、人々の生活や社会と結びつきの深い仕事は何かと考えた結果、ガスや電気、エネルギー関連の業種に就こうと方向性を固めました。その中で、面接をしてくださった社長や部長の気さくで温かい人柄に加え、最初に内定をいただいたことで縁を感じた桂精機へ入社を決めました。
最初に配属されてから入社５年目の現在まで、京葉支店で営業の仕事をしており、主に、お客様であるガス事業者様に調整器をはじめとしたＬＰガス供給機器を提案、販売しています。供給機器の製造と販売が桂精機の事業の柱ですが、売り上げ拡大にはそれだけでは十分でないと感じ、取り扱う機器の交換・設置に関わる工事の受注や、コンロやバーナーなどの燃焼機器の販売、お客様の事業サポートにも積極的に取り組んでいます。
仕事をするうえで一番大事にしているのは、丁寧・親切であることです。例えば、他メーカーの製品を取り扱う場合もあり、ただ見積りやカタログを提示するだけではなく、「メーカーの人は『こんな点に注意して使ってほしい』と言っていましたよ」など、できるだけ多くの情報を集めてお伝えするようにしています。また、レスポンスの早さ、法令や施工法などの知識も、安心して問い合わせや頼みごとをしていただくためには大切なことです。
普段の営業は、基本的に一人で行くため、お客様にとっては私が“桂精機の顔”です。私の接し方一つでお取引ができるかどうかが決まり、「まじめに頑張ってくれている」「安心して任せられる」というお客様からの評価が成果につながります。お客様に同伴して工場に伺う機会もあり、自分が提案した機器を使っている現場で食品や家具などの日常で身近な製品がつくられているのを見ると、「自分の仕事が生活に結びついているんだ」と実感することができ、喜びややりがいにつながります。
対応力や知識など、まだまだ磨くべきところはたくさんありますが、上司や先輩たちはみんな優しく、勉強させてもらうことがとても多いです。１年目のとき、隣の席の先輩に質問したら、正面の人も斜め前の人も、自分の手を止めて一緒に話を聞いて調べてくれたことは、今でも印象に残っています。先輩たちにしてもらったことの恩返しのためにも、これからは自分が後輩にとって頼れる存在になりたいと思っています。
桂精機は風通しがよく、一人一人の社員に対しても寛容です。だからこそ、自分の個性に向き合い、伸ばしていくことができる会社だと感じます。入社を考えている皆さんには、自分の個性を大切にしてそれに向き合い、面接官にぶつけてチャレンジしてほしいです。
